NPO法人と助成金

NPO法人の補助金による資金調達

NPO団体の資金調達方法は、助成金、補助金、自己資金からの持ち出し、借入れ、寄付金、会費、事業収入があります。
会費や事業収入で活動の生計を立てるためには、ある程度団体が大きくならないとだめです。会費は、例えば月1000円として年1万2千円です。何十人も会員がいないと、会費だけで活動を維持するのは難しいです。設立して間もない団体は、知名度もないので会員も集まりにくく、会費だけで運営というのは難しいです。
寄付金も同様で、その団体の活動や理念に共感してくれる人を集めないといけません。共感してくれる人を増やすにはとても時間がかかるので、設立初年度から寄付金を集めるというのは困難です。運営の長い団体も、設立間もない団体も関係なく活動資金として得られるのが助成金と補助金です。

 

この2つの資金は似たような言葉ですが、どちらも助成や補助をだしてくれる行政または民間企業に申請書を提出して、申請が通れば活動資金が得られるというのは同じです。また、原則どちらも用途が限られ返還不要の資金です。

 

違いはというと、助成金は、NPO団体が例えば、駅前の道路にプランターを設置をして花を植えたいという活動がしたい場合は、その活動にかかる資金全部を支給してくれることが多いです。ただし、人件費や管理費等は支給されない場合もあります。
一方補助金は、たとえば活動全体で100万円かかるとなったばあい、補助してくれる団体が全体の活動にかかる資金の70%は補助しますというのが補助金です。そのため、残りの30%の活動資金に関しては、NPO団体自身が手元資金から活動資金を捻出しなければならないということになります。

 

その他の違いは、助成団体は助成金を支給したらそのままですが、補助金を出してくれる団体は、活動資金を一部補助してくれるだけでなく協働で活動するという補助団体があるところがあります。例えば、市と協働でみらいづくりをするなどといった活動がそうです。